コピーライティング・アイディア

よくあるコピーライティングの誤解「文章は自分で考えなければならない」


from 湘南・茅ヶ崎の自宅オフィス

こんにちは、菊池です。

 

 

ライティングの指導をさせていただいていると、
特に初心者の方からよくあがってくるお悩みが、これ。

 

「どんなことを書けばいいのか分かりません。」

「どんな順番で書けばいいのか分かりません。」

 

ようは「何を、どんな順番で書けばいいのよ?」ということですね。

 

 

例えば、セミナーの告知文を書きたい、と。

いつどこでやるか、どういう内容なのか、何が良いのか、誰向けなのか……
書かなければならないことは、たくさんありますよね。

 

でも、例えば「どういう内容なのか、それはどういう価値があるのか」
といった文章って、実は結構、書くのが難しかったりします。
(自己満足の文章ではなく、伝わる文章、という意味で。)

 

そこで「う〜ん」と頭を悩ませた挙句、結局、書けない。

書けたとしても、納得感がない。

 

そういう時、これまでご相談くださった方々には、ある共通する特徴がありました。

それは「自分で考えようとする。いきなりオリジナルの文章を書こうとする」ことです。

 

 

「え?文章は自分で考えるものじゃないの?」
と思われるかもしれませんし、もちろんそういう側面もあります。

 

例えば、セミナーで「どんな内容か」を書くときには、
ある程度は自分で考えなければ書けませんよね。

なので、自分で「全く考えるな」と言いたいわけではありません。

 

ただ、ハッキリ言ってしまえば、
僕も含め、きっとあなたも文章の天才ではないと思うので(笑)
自分で考えられることなんて、たかが知れてるわけです。

※ここは客観的に自分を見て、落ち込まず、開き直ることが大切です(笑)

 

だから、まずは自分の考えの前に、誰かの型を真似してください。

 

 

以前、こちらの記事でもお話しましたが

文章を上達させるには、良質な文章をとにかくたくさん読むことが必要です。

 

 

良質な文章って、べつに小説とかエッセイとかじゃなくて良いんですよ。

 

「この人の文章は読みやすくて、心が動くな〜」と感じる人の
メルマガとかブログ、facebookの投稿だって良いんです。

 

僕もね、小説とかエッセイ、ほぼ読みません。

というか、最近つくづく思うんですが、僕、本を読むのが好きじゃないです(笑)

 

昔は「好きじゃない」という感情は置いといて、仕事柄とか、とにかく勉強のために読みました。

今でも圧倒的な知識不足に変わりはありませんが、本を読む冊数が減ったと思います(反省)。

 

 

最近は、一冊まるまる、じっくりとは読みきった本がありません。

フォトリーディングもしないし、amazonから届いたら、そのまま本棚行き。

本は辞書だと思っているので、知りたい情報があったら
それが載っている本や箇所を探して、その周辺だけ読んで、あとは本棚にしまいます。

(知りたいと思ったときに本棚にないと困るので、本はたくさん買いますが。)

 

 

僕が読むのは、参考にしたいと思っている人様の
メルマガ、ブログ、セールスレター、コラム、あとfacebookの文章もそうかな。

それくらい、べつに何かを頑張って読もうとしなくても、文章なんてそこら中に溢れてます。

 

逆に言えば、溢れすぎているので、嫌でも目に入ってくるfacebook投稿なんかは、
読みたくない・読んでいてエネルギーが下がる人の文章は非表示にすると良いですね。

(友達のままでも、facebookの「フォローを外す」を設定すると、表示されませんよ^^v)

 

 

話を戻しますが、そもそも文章を書き慣れていない初心者の段階から、
自分で考える必要なんて、ほとんどありません。

 

凡人が考えたって、凡人が考えられる範囲の発想しか出ないんですから(笑)

まずは先人の知恵を拝借する。

 

だから、少し先を行っている、素敵な文章を書いている方が
「どんなことを、どんな順番で、どういう書き方で書いているか」
をよく読んで、そっくりそのまんま真似した方が、よっぽど効果的に成長できます。

 

そしてバリエーションを増やした上で、
ある程度の慣れが出たら、やっとそこで、自分で考えてみる。

 

「あの人はそう書いてたけど、こう書いた方が読みやすいんじゃないか」

「あの文章ではこういう順番だったけど、逆の方が伝わるんじゃないか」

 

そういうふうに、自分なりの感性で感じることが、必ず出てくるんです。

そこが前面に出てくると、だんだんオリジナルの文章になってきます。

 

 

実際、僕が書き方を指導させていただいた方の多くは、
共通の知り合いに「菊池と同じ書き方だね。習ってるの?」
と初期の段階で言われていたそうです(笑)

 

でも日が経つにつれて、だんだん自分の書き方が分かってきます。

すると、その人が書いたんだと分かる、その人らしい文章が完成してくるんです。

 

そうなったとき、もはや僕の型なんてどこにもありませんよ(笑)

いつの間にか、自分で自然に書けるようになった、くらいの感覚で馴染んでいきますからね。

 

だから、安心してください。

誰かの真似をしたからといって、あなたのオリジナリティがなくなることはありません。

 

 

まずはあなたが参考にしたいと思える文章あるいは文体を探すことから、始めてみては^^?

 

 

 

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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
代表取締役 菊池 達郎(きくち たつお)

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