コーチング・アイディア

ボルダリングから学んだ、仕事・ビジネスを成功へ導く5つの方法


from 湘南・茅ヶ崎の自宅オフィス

こんにちは、菊池です。

 

 

「僕たちは、常に下りのエスカレーターに乗ってるようなもの。

 だからボーッとしてると、どんどん下がっていっちゃうんだよ。」

 

 

昔どこかで、こんな言葉を聞いたことがあります。

極端な考えだなーと思いつつも、なるほどーと感心したのを覚えています。

 

 

 

 

僕ね、最近、野球を始めたんですよ。

毎週、少なくとも1日。多いと2日くらい。

 

 

こんなこと言ったら先輩方に怒られるかもしれませんが……

 

元・高校球児とはいえ、

こうやって定期的に野球するのは10年ぶりくらいで

もう身体の衰え方がハンパじゃなく、体力がきつい(笑)

 

でもやっぱり、楽しい。ものすんごく、楽しい。

 

 

ただ、時々ふと思うわけです。

 

「あ〜、昔だったら、こういうプレイができたなあ」

「昔はもっと、こうだった(うまくできた)のになあ」

「昔みたいに、こういうことが出来たらいいのになあ」

 

THE・過去の栄光にしがみつく残念な男(笑)

※しかも大した栄光はない。

 

 

 

 

当時のことを思い返して、

それを現状維持しようなんて

そもそも無理な話なんですが^^;

 

10年かけて、

見事に下りのエスカレーターを下りきった感覚を

実感している最近の菊池でございます(笑)

 

 

 

 

話は変わりますが、

『ボルダリング』ってご存知ですか?

 

壁一面に貼り付けられた「ホールド」っていう

石みたいなやつを掴んでひたすら上に登るっていう、スポーツ。

 

↓こういう感じのやつです。

ずっと、やりたいな〜って思ってたんですけど

なかなか行動に移せなくてですね、やっと先日やれたんです。

 

 

「難しそう〜、私には無理」と思う方もいれば

「楽しそう!私にもできそう!」って思う方もいると思うんですが

正直言って僕はちょっとナメてまして(苦笑)後者だったんですね。

 

いや、もちろん難易度があるってのは分かってたんですけど

子どもとか、ヒョロヒョロのお兄さんとか、女の子も、スイスイ登っていくし。

 

 

 

まあ、お約束ですが、やってみたらかなり難しいわけです(笑)

 

 

もちろん初心者コースもあるので、それは大丈夫としても

ちょっとレベルが上がるだけで、全然、登れない。

 

っていうか、

「こんなホールド(石みたいなやつ)人間に掴めんの!?」

みたいなレベルまであって、かなりエキサイティングなスポーツでした。

 

 

 

マイペースに動きたい、

個人スポーツ好きの菊池としては(野球も好きなくせに)

一人で黙々とやってられるボルダリングは、かなりポイントが高いです。

 

(野球、サーフィン、ドラム、ボルダリング……仕事になりません)

 

 

 

で、やっと本題ですが(笑)

 

 

僕がお世話になった、このジム、

お兄さんがほぼ付きっ切りで指導してくれます。

 

たぶん、他のボルダリングジムに比べて、かなり小さいジムです。

走ったら、10秒くらいで一周できちゃうくらいの、かわいいサイズ。

 

 

でもどうやら、ジムの大きさと、難易度は比例しないようです。

しかも、一人一人に目が届くし、初心者にも真剣に指導してくれます。

 

 

その指導の中で(本当マシンガンのように途切れない指導でした^^)

日常やビジネスシーンで役立つと思ったことがいくつもありましたので

その一部(今回は5つに絞り込みました)をここでご紹介させてください。

 

 

 

 

 

1.ゴールから逆算して、辿る道をイメージする。

 

ボルダリングにも、ゴールがあります。

 

「あそこのホールド(石みたいなやつ)に両手で掴まったら、ゴール」

という明確なルールのもと、壁を登っていくわけです。

 

だからこそ、壁を登る前には入念な「ルートチェック」をします。

 

「あのゴールを両手で掴むには、あそこに手をかけて、足はこうで……」

と、今から登るルートを見渡してから、スタートを切ります。

 

これはまさしく「ゴールが叶った未来から行動を逆算する」という

僕がNLPコーチングのセミナーで教えている方法そのもの。

 

たしかに、ルートチェックなしで壁に貼り付いてみると、

どう登っていいかが全く分かりません。

 

だからこそ、ゴールから逆算して、事前にルートをイメージするんです。

 

 

 

 

2.超重要!決して止まらない。登り続ける。

 

「登っていてルートを見失ったら、そこで探せば良いじゃないか」

と思われるかもしれませんが、ハッキリいってそれは無理です。

 

ここに現状維持の難しさがとてもよく表れていると思いますが

同じ場所に留まること、つまり現状維持するのにもエネルギーが必要になります。

 

ただ壁にしがみついている状態、めちゃくちゃキツイです。

 

しがみつくことに必死なので、両手が塞がってます。

両手が塞がっていると、次のホールドに手を伸ばせないのです。

 

そうなると、結果は明白です。

 

エネルギーの限界を迎えて、地面に真っ逆さま。

「振り出しに戻る」です。

 

登り続けていると、たしかに疲れはしますが、

動きが身体全体に分散されるので、止まるよりは楽なんです。

 

だから、キツくても、とにかく止まらない。

登り続けることが、実はかなり重要。

 

 

 

 

3.登れなくてもいい。人と比べるのはナンセンス

 

そうは言っても、登れないものは、登れません。

 

僕の行ったジムでは、難易度が10段階くらいに分かれていましたが

最初の3つめくらいで、難しさが異次元すぎて、思わず笑いました。

 

その一方で、それをスイスイ登っていく方もいらっしゃる。

 

その姿を見て、

特に負けず嫌いな僕としては「羨ましい!」と思うわけですが

先生いわく、それはナンセンス。全く必要の無い考え方だそうな。

 

難易度は、あくまで、個人の成長記録。

 

前回は掴めなかったホールドが、今回は初めて掴めた。

前回は怖くて手を伸ばせなかったところを、今回は伸ばせた。

 

それが素晴らしいのだ、と。

 

周りはただの景色であって、自分と比べる対象ではない。

 

昨日よりも、少しでもいいから、何か成長する。

これが、現状維持から「成長」にシフトする確実な方法です。

 

 

 

 

4.手を伸ばす前に、しっかりと足場を固める。

 

「次のホールドに手が届きそう!」と思っても、

まず大事なのは、しっかりと安定した足場に立っていること。

 

足場が安定していると、足を自由に伸縮させられます。

 

そうすると、実は手をグーンと伸ばさなくても、

スッと足を軽く伸ばすだけで、手が届いたりするんです。

 

ビジネスで言えば……

 

・従業員やビジネスパートナー、クライアントへのフォロー

・商品・サービスなどのコンテンツのクオリティーアップ

 

そうした、新しくはなくとも、常にある必要な仕事を通して

足場を固めておくことが重要……というのは、言うまでもないことですね^^

 

 

 

 

5.腕力と思考力、どちらも必要な分だけ蓄える。

 

ついつい「上に登る」と聞くと、腕力が必要そうなイメージです。

力づくというか、力技でグイグイ登っていく感じですね。

 

たしかに、登るために最低限必要な腕力というのは、あるそうです。

ただし、ボルダリングの先生が仰っていたのは……

 

「僕みたいなゲーム好きのヒョロヒョロと、

 ゴリゴリのドカタの兄ちゃんみたいな人が、

 対等に楽しめるのがボルダリングのいいところなんです。」

 

つまり、腕力は「登るのに必要な分だけ」あればいい。

あとは、どうしたら登れるかという「考える力」も必要だ、と。

 

ビジネスにおいても、力技が必要な場面もたくさんあるし

いくら押してもビクともしない、思考力が必要な場面も同じくらいあります。

 

「筋力は、使う分だけあればいい。余ってても、使いこなせない。」

なんてことも先生は言ってましたが、バランス感覚のある方だなあと思いました。

 

 

 

 

************

 

 

 

 

以上、ボルダリングから学んだ5つの成功方法でした。

 

あなたの役に立ちそうな情報はありましたか?

 

 

毎回言っていますが、僕がいう「成功」というのは、

お金持ちになるとか、名声を勝ち取るとか、成り上がるとか、そういう意味だけではなく

自己実現ができるとか、人に喜んでもらえることが増えるとか、そういう意味合いもあります。

 

その人なりの「成功」に当てはめてもらえれば嬉しいです^^

 

 

 

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ブログ筆者:Be Coaching 株式会社
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